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COPD集団スクリーニング質問票(COPD-PS)

COPD-PS (COPD集団スクリーニング質問票TM)とは

COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは、タバコなどが原因で肺の機能が徐々に低下する病気です。せき、たん、息切れに始まり、重症化すると日常生活を送るのも困難になります。COPDは、早期から適切な検査、治療を受けることにより進行を遅らせることが可能です。

COPD-PS(COPD Population Screener)は、広く一般の人を対象として、COPDの可能性があるかどうかを調べられる質問票です。設問数が5問と少ないため、簡単に自己採点ができます。

 

COPD-PSシート記入例

COPD-PS_how_to.png

 

結果の解釈

合計スコアが高いほどCOPDの可能性が高くなります。5つの設問それぞれで出た点数の合計が4点以上であれば、COPDの可能性があると考えられます。COPD-PSの合計スコアは、COPDの診断基準であるスパイロメーターによる気流閉塞の有無(気管支拡張薬吸入後の1秒率が70%未満かどうか)を判別できることが検証*されています。

* Martinez, F. J. et al.: COPD 5(2): 85, 2008

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