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日本での活動 2009
2009年11月18日(水)は世界COPDデー 世界COPDデー関連事業の概要
2009年11月18日(水)は世界COPDデーでした。これは、COPD(慢性閉塞性肺疾患)の研究と啓発に力を入れるGOLD(Global Initiative for Chronic Obstructive Lung Disease (http://www.goldcopd.org))が主唱し、世界COPD患者団体連合会(International COPD Coalition(http://www.internationalcopd.org/))が協力する世界的なイベントです。各国の医療従事者や呼吸器専門医とのパートナーシップのもとに、COPDへの注意を喚起するためのさまざまな活動が実施されています。
2009年の世界COPDデーのグローバル・テーマは"Breathless not Helpless(息切れをあきらめないで)" でした。
日本では、2009年から3年間の活動目標を「COPDの認知率向上」とし、シニア世代の重要な健康問題であるCOPDの早期発見、予防に向けた情報発信を実施していきます。そのスタートにあたる2009年には、次の活動を実施しました。
1. 全国の医療機関等で実施されるCOPD啓発活動のサポート
- 全国約700の医療機関に 世界COPDデー啓発ポスターを配布
- 啓発活動を実施する施設には、希望に応じ啓発ツールを進呈
- COPD小冊子、ピンバッジ、ポスター、勉強会用スライドなど
- 全国のCOPD啓発イベントをホームページで紹介
- 2009年に行われた25件のイベントプラン、21件のイベント記録を紹介しています(http://www.gold-jac.jp/event/calendar/2009.html)。
2. 一般向けイベントを開催
神奈川県との協力により、以下の体験イベントを開催しました。
【肺年齢体験イベント】
日時:10月24日(土)
場所:横浜新都市ビル(横浜そごう入口前)地下2階催事スペース「新都市プラザ」
内容:肺年齢体験・ドクター相談・COPD啓発資材配布・ポスター掲示 など
【第19回すこやかかながわ1万人健康ウォーク in 横浜 イベントへの後援・健康生活展に出展】
日時:11月7日(土)
場所:みなとみらい・山手周辺
出展内容:肺年齢体験・ドクター相談・COPD啓発資材配布・ポスター
関連資料:
イベント速報リリース(肺年齢スパイロ体験イベント結果)
3. メディアフォーラム2009の開催
報道関係者を対象に、COPDに関する最新の情報をお知らせするメディアフォーラムを、11月11日(水)、大手町サンケイプラザにて開催いたしました。
テーマを「COPDと高齢者のヘルスプロモーション」とし、COPDの最新情報のみならず、高齢者のもう一つの健康問題であるロコモティブ・シンドローム(運動器症候群)やCOPD患者でリスクが高い新型インフルエンザの話題も含めて紹介しました。
ご参加いただいた報道関係者の皆様、どうもありがとうございました。